この度の講演会テーマは「200年続く企業経営」でしたが、講師の葛村様のお話には非常に感銘を受けました。

１．事業は永遠でなくその時代に応じた変化をしていかねばらない。

　　場合によっては減価計算をしっかり行い、合わない仕事は断る勇気も必要。

　　そのために常日頃から新しい分野や新しい環境を模索し続けることが必要。

２．信用が全ての基本になる。信用が得られなければすべて上手くいかない。

３．不義理はしない。どんな事情があっても会議や会合へは自分の都合を優先せず、

　　その会議に出てきた人と毎回新しい気持ちで接する。また、対面での面会を特に大切に。

４．事業承継で必要なことは多くあるが、自分が後継者に引き継ぐもので一番大切なものは人脈。

　　結局のところ、有形資産も大切だが、それと同等かそれ以上に大切な人の縁を譲り渡していくことが重要。

　それはつまり、日々不義理をせず信用を積み重ねていくしかない。

それが200年以上続いていると認識している。

今回は45名を超える多くの方々に参加して頂きましたが、懇親会の席上でも上記について大いに話し合いが行われ、一部の方からは経営塾の事業の中で一番良かったとのお言葉も頂戴しました。